グランドカバーで賢く雑草対策!
横に這うように広がって伸びる性質から、雑草対策や景観維持などで大きな注目を集めているグランドカバー。
ストアで人気の7品種について、選び方とポイントをご紹介します。
グランドカバーの選び方
さまざまな品種があるグランドカバー。ここでは、選び方のポイントを4つに分けてご紹介します。
1.「グランドカバーでとにかく雑草対策をしたい」
面倒な雑草対策はもう懲り懲り!そんなあなたには、繫殖力の強いグランドカバー「タピアン」や、密に広がるタイプのグランドカバー「クラピア」がおすすめ。
雑草よりも早いスピードで広がり、雑草の発芽・生育を抑え生えにくくします。
2.「グランドカバーでグリーンカーペットを作りたい」

芝生に憧れるけど、メンテナンスは面倒くさい.. そんな方には、芝生の代わりとして注目されている「クラピア」がおすすめ。
柔らかな葉茎が密に繫茂し、思わず素足で歩きたくなるグリーンカーペットに大変身します。
3.「せっかくならグランドカバーの花も楽しみたい」
グランドカバーとしてだけでなく、美しい花も楽しみたい方には「タピアン」や「ローマンカモミール」がおすすめ。
タピアンは「花咲くグランドカバー」とも言われるように、花の絨毯作りに役立ちます。またローマンカモミールは少し茎が立ち上がるものの、白い清楚な花に癒されることでしょう。
4.「グランドカバーで植えるなら収穫も楽しみたい」
せっかくなら、ただ植えるだけでなく実用的な品種が良い!そんなあなたにチャレンジしてほしいのが、ハーブのグランドカバー。
見て、触って、香って、いただく。4つの楽しみ方が出来るハーブを、ぜひグランドカバーとして取り入れてみてはいかがでしょうか?
グランドカバー おすすめ2大品種
花咲くグランドカバー「タピアン」
ストアでも毎年完売している、殿堂入りグランドカバーのタピアン。
繫殖力が旺盛で、病気や虫が付きにくい上、色鮮やかな美しい花を毎年咲かせてくれます。
グリーンカーペットに最適「クラピア」
国内に自生する在来種イワダレソウを品種改良した「クラピア」。
苗を植えると徐々に広がり、柔らかい葉茎が密に茂り、美しいグリーンカーペットを作り上げます。這うように広がる性質を活かし、雑草対策としても注目されています。
ハーブのグランドカバー おすすめ5品種
最近新しく注目を集めているのが、ハーブのグランドカバー。収穫まで楽しめるため、実生活にも取り入れやすく人気の理由となっています。
おすすめ品種5つをご紹介します。
これぞ香る芝生「ローマンカモミール」
「地上のリンゴ」という意味が名前の由来になっています。その名前の通り、甘くて優しい香りで満たされます。草丈は20〜40cmです。
地面を這うように生育するライトグリーンの葉は柔らかく、地面に広がった葉を触るとふわっふわ。花だけではなく、葉全体からも甘い香りが立ち込めます。雑草も抑え、香りも楽しめるのはローマンカモミールだからこそできること。
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花も実も楽しめるハーブ「ワイルドストロベリー」
ほふく枝で横に拡がるように生長するため、食べられるグランドカバーとしても利用されています。草丈は10〜20cmで低め。ランナーがどんどん伸びるので増やしたい場合は土の上に株を置いて根を出させ育てます。濃い緑色でギザギザした葉に咲く可憐な白い花でお庭を華やかにします。
開花後1cmほどの赤い実がなります。小型のイチゴでやわらかく甘酸っぱい芳香と強い甘味が好まれています。
モコモコの葉がキュートなクラフトハーブ「ラムズイヤー」
表面は乳白色の毛に覆われモコモコ、ふわふわ触感の葉で人気のハーブです。名前のようにまるで小羊の耳を触っているかのように柔らかくて癒されます。
横に広がるように育ち増えるためおしゃれなグランドカバーとしても使われます。半日陰でも育つので、日当たりが心配のお庭にもおすすめ。葉だけでなくピンク色の花も見ることができます。草丈は30cm〜80cmくらいまで伸びます。
香りのカーペットを作り上げるハーブ「クリーピングタイム」
クリーピングタイムは這うように生長するタイムです。草丈は10cmくらいと低く、グランドカバープランツとしても人気のあるハーブです。敷石の間や、通路の脇に植え込むと歩くたびに足が触れて、ほのかに甘さも残るすっきりとした香りが立ち上ります。
小さなピンクの花が一面に咲く姿はとても華やか。庭をより優雅な空間に変えてくれます。
どんどん広がるグランドカバー向きのハーブ「ペニーロイヤルミント」
這うように生長するペニーロイヤルミントは明るいグリーンの葉でお庭を明るく演出します。繁殖力が旺盛でどんどん育つのであまり手をかける必要はありません。
初夏頃に花茎が立ち上がり、段菊に似た姿の花が開花します。花穂は30〜40cmまで伸び、見応えがあります。摘み取り、生けて楽しむのもいいですね。
グランドカバーの選び方とおすすめ品種まとめ
いかがでしたでしょうか?
グランドカバーは、植える目的や用途によってもさまざまな品種があります。最後に、選び方とおすすめ品種をまとめてみました。
グランドカバーは、基本的にどの品種も繫殖力も旺盛。ご自宅のスペースに合う品種を選んでみてくださいね。
目的 | グランドカバー |
雑草対策をしたい |
繫殖力が強い「タピアン」 密に繁茂する「クラピア」「ペニーロイヤルミント」 |
グリーンカーペットを作りたい |
踏み心地が良くメンテナンスが楽な「クラピア」 |
花を楽しみたい |
たくさんの花を咲かせる「タピアン」 収穫も楽しめる「ローマンカモミール」 |
収穫して楽しみたい |
花も実も楽しめる「ワイルドストロベリー」 ハーブティーに使える「ローマンカモミール」 お料理に大活躍な「クリーピングタイム」 ドライとしても楽しめる「ラムズイヤー」 |