ティランジアは北米南部〜中南米に分布しているパイナップルの仲間です。地面には生えず、木や岩壁などに根を張って生きているため、エアプランツとも呼ばれています。数年前までは水のいらない植物として流通していましたが、実際は乾燥に耐えることができるだけで、水が大好きな植物です。
丈夫で育てやすい「アエラントス×ストリクタ」
非常に育てやすいですいためエアプランツ初心者におすすめ!
花が咲かなくても、子株が出やすいため良く増えます。
くるくるとカールしている葉が特徴「ストレプトフィラ」
たっぷり水を与えて育てると葉が伸びて、生長速度が少しアップ!?
エアプランツの中でも発根しやすいため、バークチップと軽石を混ぜた素焼き鉢で育てるとより調子よく生長する姿を見ることができます。
葉と花の色を楽しめる「イオナンタ(グアテマラ)」
どっしりとしているのが特徴。開花時は赤く葉が染まり、紫色の花を咲かせます!
青い小さな花を咲かせる「アエラントス」
赤い花苞から濃い青の花を咲かせる様子は非常に美しくずっと見ていたくなります。ぜひ、一度は見てほしいエアプランツの花です。
甘く、強い香りの花を咲かせる「クロカータ・トリスティス」小型のエアプランツで、黄色い花は甘く、強い香りがします。うまく環境に適応すると周年開花することもあるので毎年の変化が楽しみな種類です。
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ティランジアの管理で一番大切なのは風と水!
風については、小さいビンや蓋をしている容器に入っていなければ、室内に置いておいても基本は問題ありません。
霧吹きでシュッシュとあげましょう。
水は必要ないと言われがちなエアプランツですが、毎日お水を与えても良いぐらい、水が好きな植物です。
おうち時間の朝の日課に、エアプランツの水やりを取り入れてみるのも良いかも!?
バケツや洗面器などにたっぷりと水をはり、そこにエアプランツを数時間漬け込むことをソーキングといいます。
ついつい水やりを怠ってしまったとき、約1週間家を空けるタイミングのときは、ソーキングをするとティランジアがまたパキッと元気になります。
ソーキング後は株が腐ってしまう可能性があるため、水をしっかりと切り、乾かしてあげましょう。
<肥料>
肥料を使用すると生育速度が速くなったり、根や花が咲きやすくなるといった効果が!
過度な肥料は病気にかかりやすくなったり、生理障害を起こすことがあるので、慣れないうちは程々が重要です。
全く肥料与えずに育てると、栄養不足で葉が黄色くなったり、生育不良になることがあるので、程々に肥料を使用するようにしてください。
-肥料の使用時期-
肥料は春〜秋の成長期。
約週1〜2ほど、水で薄めてエアプランツに霧吹きします。薄める時は、観葉植物と同じ濃度で薄めましょう。
(上級テク)
ティランジアは栄養や水の多くを葉から吸収していますが、実は根からも栄養や水を吸収します。
そこで、ティランジアを鉢などで育てている場合は、油かすやマグァンプKなどの置き肥を適量、用土の上に置いておくと成長促進に繋がります。
<活力剤>
活力剤は一緒に使用することでよりティランジアの成長を促進させる効果が!
活力剤には、肥料では補えないミネラルやアミノ酸を含んでいるものが多いです。肥料と一緒に使用することでティランジアをより元気に育てることができます。
-活力剤の使用時期-
活力剤は周年使用可。
観葉植物と同じ濃度に薄めたものを霧吹きでエアプランツにかけましょう。
メネデールやリキダスなどメジャーな活力剤の他に、ストレスブロックなどのバイオスティミュラント資材もおすすめです。
▼エアプランツを育てる時に必要なグッズをチェック
ティランジアをせっかく育てるなら、飾りながら育てるのもおすすめ!ティランジアの生育に影響しにくく、オシャレに飾れるスタンドをチェックしよう!
▼エアプランツを飾ってみよう!