薬剤を使うときは水で薄めて使う
水和剤や乳剤と書かれた薬剤を使う時は、水で薄めて霧吹きなどで植物全体にかかるように散布します。説明書に書いてある倍率よりも濃いものを散布すると、薬害(葉が枯れたりする)が発生することがあるので、必ず説明書通りに希釈しましょう。
また、薬剤を吸い込まないようにマスクを着けて風通しの良い屋外で行います。屋内での使用はやめましょう。
実際に薬剤を使ってみよう!

まずは使う薬剤を希釈するために、薬剤の量を測ります。付属の計量カップやスポイトを使って計量すると簡単です。
また、植物によって希釈倍率が違うので、説明書をよく見るようにしましょう。(1,000倍希釈 = 水1Lに薬剤1ml)

薬剤を測ったら水に入れて希釈します。ダコニールなどの乳剤は計量カップに残りやすいので、水ですすいで全量を希釈しましょう。

薬剤を水に入れたらしっかり混ぜます。溶けにくく、ボトルの底などに残りやすいのでしっかり混ぜます。

薬剤を希釈したら植物にかけていきます。少しかけすぎかな? と思うくらい満遍なく植物にかけていきましょう。
※夏場は薬害が発生するおそれがあるため、直射日光の当たる場所や気温の高い時間帯には散布せず、曇りの日や涼しい時間帯に散布しましょう。展着剤を一緒に使うと効果アップ!

水和剤や乳剤を使う時に展着剤を一緒に混ぜると効果が高くなります。葉の表面がつるつるしている植物などに薬剤を散布する場合や、雨の多い時期に使うのがおすすめです。