【こんな時はどうすれば?】備えあれば憂いなし!植物の病害虫対策
「なんだか最近植物の元気がない..」「葉がかすれたように薄く黄色くなっていた」
もしかしたら、病害虫に仕業かもしれません。
目を離したすきにわっと広がる病害虫は、早期発見・早期治療が肝要。
代表的な病害虫の症状と、家に1つは常備しておきたい定番薬剤をご紹介します。
「葉裏に無数の小さな虫が..」アブラムシ・ハダニかもしれません。
植物を育てていく上で、必ずといっていいほど悩まされるハダニやアブラムシ。
葉の表や裏に非常に小さな白や黒の虫がいたら要注意です。
共葉に寄生して汁を吸い、次第に株を弱らせるため早期発見が重要です。
数が少ないうちはシャワー等で洗い流すこともできますが、量が多い場合は薬剤散布が効果的。
特にハダニは高温乾燥下の環境で発生しやすく、あっという間に広がるため、気づいたら即対応するようにしましょう。
アブラムシやハダニ等の病害虫には「ベニカXファインスプレー」
まずはこれさえ押さえておけば、オールマイティに対応可能な定番の殺虫殺菌剤です。
特に春先~秋にかけて必ず発生するアブラムシや、暑い時期の高温乾燥が原因で発生しやすいハダニに効果があります。
万能薬として、一家に1つは置いておくと急な病害虫にも対応できます。
家庭菜園に!食品成分でつくられたオーガニックな殺虫殺菌剤「ベニカマイルドスプレー」
アブラムシやハダニはさまざまな植物に発生しますが、特に被害を受けやすいのが、家庭菜園の野菜や果樹、ハーブたち。
「せっかくなら無農薬で育てたい」
と始めたは良いものの、実際に育ててみると病害虫の被害に遭い駆除に困っている、という声も少なくありません。
そんな時に活躍するのが、こちらのスプレー。
化学殺虫成分を使わず、有機JAS規格(オーガニック栽培)で使用可能な食品成分で作られています。
小さなお子様がいる方やオーガニックにこだわりのある方でも安心してお使いいただけます。
収穫前の夏野菜・フルーツにおすすめです。
お守りとして持っておきたい最終兵器!オルトラン
アブラムシ、ハモグリバエ、アザミウマ(スリップス)、コガネムシの幼虫など、一度発生するとしぶとい害虫や見えない土中の害虫たちに優れた効果を期待できるのがオルトラン。
撒くだけで土に染み込み、殺虫成分が根から茎や葉まで成分が行き渡り植物全体を害虫から守ります。
退治してもまた発生してキリがなく、害虫の被害が続いて大切な植物がボロボロにになってしまい手遅れなんてことも。
どうしても解決しない時に一役買ってくれます。
赤と青の2種類ありますが、青色の方が殺虫成分が多く配合されていますので、用途や植物によって使い分けると良いでしょう。
「白い綿みたいなものが増えてきた..」カイガラムシかもしれません
「なんか白い綿みたいなものがついてる」
風通しが悪い場所に発生するカイガラムシ。
部屋の隅などに置いていた観葉植物につきやすい害虫ですが、屋外の環境でも発生します。
その名の通り殻にこもり葉の汁を吸うため、普通の薬剤は効きにくい厄介な害虫です。
量が少ない場合は歯ブラシでこそげ落としたり、ピンセットやセロテープで引き剝がす方法で対応できますが、こちらも量が多かったり、手が届きにくい場所は専用の薬剤を使うことで対処できます。
カイガラムシ退治には直接スプレー噴射で退治
厄介なカイガラムシ対策には、即効性のある薬剤が一番です。
被害のある部位に直接噴射することで、カイガラムシの息の根を止める「カイガラムシ エアゾール」。
大容量かつジェット噴射が可能なタイプなので、背の高い低木にも使用できます。